[スポンサードリンク]

漢字検定2級レベルの主要な四字熟語【き】

ここでは、漢字検定2級受験に向けて、1つの目安として「漢字検定2級レベルの主要な四字熟語」と、その意味などを五十音順に記していきます。

今回は、【き】から始まる四字熟語を26語挙げます。

【き】

・気韻生動(きいんせいどう)…絵画や文章などに、生き生きとした気品や情趣があふれている、という意味。ちなみに「気韻」とは、気品・風格のある高尚な趣、という意味。「生動」とは、生き生きしているさまを表す。

・気宇壮大(きうそうだい)…心構えや発想が大きくて立派、という意味。ちなみに「気宇」とは、心構え・心の広さ、「壮大」とは、大きくて立派、という意味。[類義語]気宇軒昂(きうけんこう)、気宇雄豪(きうゆうごう)

・吉凶禍福(きっきょうかふく)…幸いとわざわい、という意味。ちなみに「吉」「福」とは、幸い、「凶」「禍」とは、わざわい、という意味。吉事と凶事を表す。

・帰命頂礼(きみょうちょうらい)…仏に心から帰依(きえ)する、という意味。ちなみに「帰命」とは、仏の教えを心から信じ、命をささげて仏に従う厚い信心、という意味。「頂礼」とは、頭を地につけてする礼で、昔のインドの最敬礼を表す。仏への信心が厚いことを示すため、頭を地につけて仏を拝する、という意味。また、そのときに唱える言葉。[類義語]帰命稽首(きみょうけいしゅ)、南無三宝(なむさんぽう)

・鬼面嚇人(きめんかくじん)…見せかけの威力で人を嚇(おど)しつける、という意味。ちなみに「鬼面」とは、鬼の面をかぶる、また、鬼のような恐ろしい顔つきをする、「嚇人」とは、人を嚇(おど)かす、という意味。[類義語]鬼臉嚇人(きけんかくじん)

・窮猿投林(きゅうえんとうりん)…困っている時には、あれこれ選(え)り好みなどしていられない、という意味。ちなみに「窮猿」とは、追い詰められて困っている猿、「投林」とは、林に跳(と)び込む、という意味。追い詰められて林に跳び込んだ猿は、どの枝によじ登ろうかなどとかまっている余裕などない、ということから。

・牛鬼蛇神(ぎゅうきだしん)…作品などの極(きわ)めて奇怪な、また、人柄が卑しくて心がねじけている人、また、容姿の醜い、という例え。ちなみに「牛鬼」とは、頭が牛の形をした鬼神、「蛇神」とは、身体が蛇(へび)の姿をした神、という意味。

・窮山幽谷(きゅうざんゆうこく)…奥深くて静かな山と谷、という意味。ちなみに「窮」「幽」ともに、奥深い、という意味。[類義語]窮山通谷(きゅうざんつうこく)、深山幽谷(しんざんゆうこく)

・窮鳥入懐(きゅうちょうにゅうかい)…追い詰められた人が助けを求めすがる、という意味。また、これを見すてることはできないのが人としての道であることをいう。追われて逃げ場所を失った鳥が、人の懐(ふところ)に飛び込む、ということから。

・窮途末路(きゅうとまつろ)…追い詰められて苦境から逃れようもない状態、また、苦境に陥(おちい)って困り果(は)てる、という意味。ちなみに「窮途」とは、行き止まりの道、「末路」とは、行路の終わり、という意味。いずれも苦難にひしがれた人生の惨めさに例える。[類義語]絶体絶命(ぜったいぜつめい)、山窮水尽(さんきゅうすいじん)

・窮年累世(きゅうねんるいせい)…自分の生きている限り、孫子の代までも、また、いつまでも、という意味。ちなみに「窮年」とは、人の一生、「累世」とは、世を累(かさ)ねるで代々、という意味。[類義語]窮年累月(きゅうねんるいげつ)、積年累月(せきねんるいげつ)

・窮余一策(きゅうよのいっさく)…追い詰められて苦し紛(まぎ)れに思いつく手段・方策、という意味。ちなみに「窮余」とは、困り果(は)てた末(すえ)、という意味。[類義語]苦肉之策(くにくのさく)

・矯角殺牛(きょうかくさつぎゅう)…少しの欠点を直そうとして、かえって全体をだめにしてしまう、という意味。ちなみに「矯角」の「矯」とは、曲ったものをまっすぐにする、という意味。曲っている角(つの)を直そうとして、牛を殺してしまう、ということから。[類義語]矯枉過直(きょうおうかちょく)、庇葉傷枝(ひようしょうし)

・恐恐謹言(きょうきょうきんげん)…恐れながら謹(つつし)んで申し上げる、という意味。手紙の終わりに書いて、相手に敬意を表す言葉。[類義語]恐惶謹言(きょうこうきんげん)、恐惶敬白(きょうこうけいはく)

・胸襟秀麗(きょうきんしゅうれい)…物事に対する考え方が正しく立派(りっぱ)、という意味。ちなみに「胸襟」とは、心の中・胸の内(うち)、「秀麗」とは、優(すぐ)れて美しい、という意味。

・興味索然(きょうみさくぜん)…関心が薄れていく、また、面白味(おもしろみ)がなく物足りない、という意味。ちなみに「索然」とは、尽きてなくなる、という意味。[対義語]興味津津(きょうみしんしん)

・興味津津(きょうみしんしん)…非常に関心がある、という意味。ちなみに「津」とは、湧(わ)き出る、「津々」とは、多くあふれ出る、という意味。あとからあとから興味が湧くさまを表す。[対義語]興味索然(きょうみさくぜん)

・玉石同砕(ぎょくせきどうさい)…よいものも悪いものも、賢者も愚者もともに滅びてなくなる、という例え。貴重な玉と価値のない石がともに砕(くだ)けてなくなる、という意味。

・居敬窮理(きょけいきゅうり)…日常の振る舞いを慎(つつし)み、物事の道理を究(きわ)めて、正確な知識を得る、という意味。朱子学における修養の目標で、「居敬」とは、慎み深い態度で身を保つ、「窮理」とは、物事の道理を究めて、正しい知識を身につける、という意味。

・玉昆金友(ぎょっこんきんゆう)…才能や学問に優(すぐ)れた兄弟、という意味。ちなみに「昆」とは、兄、「友」とは、ここでは弟をいう。「玉」「金」とは、珠玉と黄金で、才能や学問が優れている、という例え。人の兄弟を誉める時に用いる言葉。「金友玉昆(きんゆうぎょっこん)」ともいう。

・虚堂懸鏡(きょどうけんきょう)…心を虚(むな)しくして公平・無心にものを見る、という例え。何もない部屋に鏡をかける、という意味。[類義語]虚心平意(きょしんへいい)、虚心坦懐(きょしんたんかい)、公平無私(こうへいむし)

・琴棋書画(きんきしょが)…教養のある人のたしなみ、という意味。琴を弾き、碁を打ち、書を書き、絵を描くことをいい、風雅な人のたしなみとされた。また、画題として好まれる。[類義語]琴棋詩酒(きんきししゅ)

・謹厳実直(きんげんじっちょく)…極(きわ)めて謹(つつし)み深く、誠実で正直、という意味。ちなみに「謹厳」とは、謹み深く厳(おごそ)か、「実直」とは、誠実で正直、という意味。真面目(まじめ)な人間をいう。[類義語]謹厳温厚(きんげんおんこう)、謹厳重厚(きんげんじゅうこう)、謹言慎行(きんげんしんこう)

・勤倹尚武(きんけんしょうぶ)…生活を質素にして、武芸に励む、という意味。ちなみに「勤倹」とは、「勤勉倹約」で、よく働き倹約につとめる、「尚武」とは、武道を尊ぶ、という意味。武士の生活態度として重んじられた考え方。

・謹言慎行(きんげんしんこう)…言葉や行いを慎重にする、という意味。ちなみに「謹」「慎」ともに、つつしむ、という意味。口から出まかせを言ったり、軽率な行動をしたりしない、という意味。

・金友玉昆(きんゆうぎょっこん)…才能や学問に優(すぐ)れた兄弟、という意味。ちなみに「友」とは、ここでは弟、「昆」とは、兄をいう。「金」「玉」とは、黄金と珠玉で、才能や学問が優れている、という例え。人の兄弟を誉める時に用いる言葉。「玉昆金友(ぎょっこんきんゆう)」ともいう。

<参考文献>

『漢検四字熟語辞典第2版』
『漢検漢字辞典第2版』

【注意】

※この記事で挙げた「漢字検定2級レベルの主要な四字熟語」は、あくまで1つの目安です。

実際の試験では、漢字検定2級レベル以外の四字熟語からも、1つ2つほど出題される傾向があります。

漢字検定2級レベル以外というのは、上級の準1級や1級のみならず、下級の5〜準2級レベルあたりの四字熟語も含みます。

この記事を参考に漢字検定2級レベルの四字熟語をマスターしたあと、「これを機に、漢字検定2級レベル以外の四字熟語も知っておきたい!」という意欲をもたれた方は、上記の<参考文献>を基に、学びを深められることをお勧めいたします。

【あとがき】

このたびは当サイトを訪れてくださりありがとうございますm(_ _)m

『漢字検定2級に合格☆漢検2級対策講座』は、ただいまブログランキングに参加中です。

お読みいただき、「まぁ、ためになった」や「今後の記事に期待する」などの感想をお持ちの皆さま、

かわいい人気ブログランキングへかわいい←こちらを応援クリックしてくださると嬉しいです♪

どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

【ご案内】

次回は漢字検定2級レベルの主要な四字熟語【く】についてです♪

【漢検2級対策アイテム類】

本『カバー率測定問題集漢検マスター(2級)改訂第2版』
本『漢検2級漢字学習ステップ改訂3版』
本『漢検分野別問題集(2級)改訂2版』
本『ハンディ漢字学習(2級)改訂版』
本『漢検要覧2〜10級対応』
本『漢検漢字辞典第2版』
本『漢検四字熟語辞典第2版』
| このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
[スポンサードリンク]
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。