[スポンサードリンク]

漢字検定2級レベルの主要な四字熟語【せ】

ここでは、漢字検定2級受験に向けて、1つの目安として「漢字検定2級レベルの主要な四字熟語」と、その意味などを五十音順に記していきます。

今回は、【せ】から始まる四字熟語を26語挙げます。

【せ】

・清音幽韻(せいおんゆういん)…すぐれた文章を例えていう。ちなみに「清音」とは、清らかな音声、「幽韻」とは、奥深く妙(たえ)なる趣き、という意味。北宋(ほくそう)の王安石が欧陽脩(おうようしゅう)を評した言葉。

・性行淑均(せいこうしゅくきん)…性質が素直(すなお)で、行動が偏(かたよ)らないことをいう。ちなみに「性行」とは、性質と行動、「淑均」とは、善良で公平な、という意味。「性行」の「性」は「淑均」の「淑」に、「行」は「均」に対する。

・斉紫敗素(せいしはいそ)…賢者が事をなせば禍(わざわい)を福に転じるように、失敗を成功へと導くことができる、という例え。世にもてはやされる紫色の絹(きぬ)も粗悪な白絹を染めたものである、という意味。ちなみに「斉紫」とは、中国の戦国時代の斉の国産出の紫染めの服地、「敗素」とは、質の悪い白絹をを表す。斉紫は敗素を染めただけで10倍の値になったという。

・静寂閑雅(せいじゃくかんが)…ひっそり静かで雅(みやび)やかな趣のあることをいう。ちなみに「閑雅」とは、静かで風情のあることを表す。主として、ある場所の景色や雰囲気についていう。

・生生流転(せいせいるてん)…万物が絶えず生じては変化し、移り変わってゆくことをいう。ちなみに「生生」とは、ものが次々(つぎつぎ)と生まれ変化する、「流転」とは、絶えず移り変わる、という意味。[類義語]生死流転(しょうじるてん)、生生世世(しょうじょうせぜ)、流転輪廻(るてんりんね)

・斉東野語(せいとうやご)…聞くに堪(た)えない下品で愚かな言葉。また、信じがたい妄説(もうせつ)をいう。斉国(せいこく)の東部の田舎者の言葉つき、という意味。ちなみに「斉東」とは、斉(今の中国山東省)の東部、「野語」とは、野卑な言葉を表す。

・聖読庸行(せいどくようこう)…聖人の優(すぐ)れた文を読んで学んでもその行いは凡人と異ならないことをいう。ちなみに「庸」とは、平凡・凡庸、という意味。

・星羅雲布(せいらうんぷ)…星のように点々と連(つら)なり、雲のように多く群がり集まることをいう。もと軍隊の布陣の盛大な様子を述べた語。ちなみに「羅」とは、連なる、「布」とは、布(し)き連なる、という意味。[類義語]星羅棋布(せいらきふ)

・精力絶倫(せいりょくぜつりん)…心身の活力が抜群に盛んなことをいう。ちなみに「精力」とは、心身の活動力、「絶倫」とは、並(なみ)はずれて優(すぐ)れている、という意味。[類義語]精力旺盛(せいりょくおうせい)

・勢力伯仲(せいりょくはくちゅう)…互いの力が接近していて、優劣がつけにくいことをいう。ちなみに「伯」とは、長兄、「仲」とは、次兄を表し、「伯仲」とは、よく似ていて格別の違いがなく、力が接近している、という意味。[類義語]伯仲之間(はくちゅうのかん)

・隻紙断絹(せきしだんけん)…文字を記したごく僅(わず)かの紙や絹布、という意味。ちなみに「隻紙」とは、紙切れ、「断絹」とは、絹布の切れ端を表す。それらに貴重な文字が書かれたものをいう。

・積日累久(せきじつるいきゅう)…官吏などが年功を積むこと、日数を重ねることをいう。ちなみに「積日」とは、多くの日数、日数を重ねる、という意味。

・積善余慶(せきぜんのよけい)…善行を積んだ家は子孫まで必ず幸福が及(およ)ぶ、という意味。ちなみに「積善」とは、善(よ)い行いを積み重ねること、「余慶」とは、子孫にまで及ぶ幸福を表す。

・隻履西帰(せきりせいき)…達磨(だるま)が履(くつ)の片方を手に持って西に帰る、という意味。ちなみに「隻履」とは、一対のうち一方のくつを表す。

・雪案蛍窓(せつあんけいそう)…苦労して勉学に励む、という意味。「蛍窓雪案(けいそうせつあん)」ともいう。

・殺生禁断(せっしょうきんだん)…鳥・獣・魚などを捕ったり殺したりすることを禁ずることをいう。仏教の慈悲の精神から行われる。

・遷客騒人(せんかくそうじん)…左遷された人や心に愁(うれ)いを抱く人、という意味。詩人墨客のことを表す。ちなみに「遷客」とは、左遷され異郷にきた人、「騒人」とは、心の愁いを抱く人、という意味。どちらも愁いを持(も)ってそれを詩に託すことから詩人墨客の別称。

・千古不磨(せんこふま)…永久に滅びない、また、永久に伝わることをいう。ちなみに「千古」とは、遠い昔、または遠い後の世、という意味から、永久の時間を指す。「不磨」とは、擦り減って滅びることがない、という意味。[類義語]千古不朽(せんこふきゅう)、千古不易(せんこふえき)

・仙才鬼才(せんさいきさい)…人並みはずれた優(すぐ)れた才、凡俗を超えた才をいう。ちなみに「仙才」とは、仙人の才、という意味から、衆に優れた才を表す。もと唐の詩人の李白(りはく)が仙才、李賀(りが)が鬼才と称された語。

・仙姿玉質(せんしぎょくしつ)…とびぬけた美人に対する形容。ちなみに「仙姿」とは、仙女のような容姿、「玉質」とは、玉のように美しい肉体、という意味。[類義語]仙姿玉色(せんしぎょくしょく)

・浅酌低唱(せんしゃくていしょう)…少々酒を飲んで小声で歌を口ずさむことをいう。ちなみに「浅酌」とは、酒を少し飲む、「低唱」とは、低い声で詩や歌を歌う、という意味。「浅斟低唱(せんしんていしょう)」ともいう。

・禅譲放伐(ぜんじょうほうばつ)…中国古代の政権交代の2つの方法をいう。君主が位を世襲せず人徳ある者に譲る禅譲と、暴政を行う君主を臣下が追放したり討伐したりして位を奪う放伐のことを表す。具体的には、尭(ぎょう)帝から舜(しゅん)帝への政権交代は禅譲、殷(いん)の湯(とう)王が夏(か)の桀(けつ)王を伐(う)ち位を奪ったのが放伐。

・千緒万端(せんしょばんたん)…種々雑多な事柄をいう。ちなみに「千」「万」とは、数が多いことを表す。「緒」とは、物事の始め、「端」とは、物事の端(はし)、という意味。[類義語]千緒万縷(せんしょばんる)、千頭万緒(せんとうばんしょ)

・前代未聞(ぜんだいみもん)…今まで聞いたことがないような変わったことをいう。ちなみに「前代」とは、前の時代・これまで、「未聞」とは、「未(いま)だ聞かず」と訓読し、聞いたことがない、という意味。[類義語]空前絶後(くうぜんぜつご)、破天荒解(はてんこうかい)

・漸入佳境(ぜんにゅうかきょう)…状況や話などが、最も興味深い部分にさしかかることをいう。ちなみに「漸入」とは、だんだん入る、「佳境」とは、最も趣深いところ、という意味。[類義語]漸至佳境(ぜんしかきょう)

・仙風道骨(せんぷうどうこつ)…俗っぽさがなく非凡な姿をいう。仙人や道者の風采骨相(ふうさいこっそう)の例え。

<参考文献>

『漢検四字熟語辞典第2版』
『漢検漢字辞典第2版』

【注意】

※この記事で挙げた「漢字検定2級レベルの主要な四字熟語」は、あくまで1つの目安です。

実際の試験では、漢字検定2級レベル以外の四字熟語からも、1つ2つほど出題される傾向があります。

漢字検定2級レベル以外というのは、上級の準1級や1級のみならず、下級の5〜準2級レベルあたりの四字熟語も含みます。

この記事を参考に漢字検定2級レベルの四字熟語をマスターしたあと、「これを機に、漢字検定2級レベル以外の四字熟語も知っておきたい!」という意欲をもたれた方は、上記の<参考文献>を基に、学びを深められることをお勧めいたします。

【あとがき】

このたびは当サイトを訪れてくださりありがとうございますm(_ _)m

『漢字検定2級に合格☆漢検2級対策講座』は、ただいまブログランキングに参加中です。

お読みいただき、「まぁ、ためになった」や「今後の記事に期待する」などの感想をお持ちの皆さま、

かわいい人気ブログランキングへかわいい←こちらを応援クリックしてくださると嬉しいです♪

どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

【ご案内】

次回は漢字検定2級レベルの主要な四字熟語【そ】についてです♪

【漢検2級対策アイテム類】

本『カバー率測定問題集漢検マスター(2級)改訂第2版』
本『漢検2級漢字学習ステップ改訂3版』
本『漢検分野別問題集(2級)改訂2版』
本『ハンディ漢字学習(2級)改訂版』
本『漢検要覧2〜10級対応』
本『漢検漢字辞典第2版』
本『漢検四字熟語辞典第2版』
| このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
[スポンサードリンク]
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。